立山あおぐ特等席。富山市
−第66回日本東洋医学会学術総会記−

2015年6月12日(金)−14日(日)、第66回日本東洋医学会学術総会が富山国際会議場をメイン会場として開催された。

本年3月14日に北陸新幹線の開通で、金沢とともに注目を集める富山。日本海の新鮮な旨い魚に引かれ、6月13日(土)午後休診して、最寄りの宝積寺駅から大宮経由で3時間10分、 富山国際会議場
富山国際会議場メインホール
富山駅に夕方到着する。昨年、東京国際フォーラムでの第65回大会に次いで2年連続の東洋医学会出席である。

富山市といえば何と言っても「天然のいけす」といわれる富山湾の魚介が魅力、市内の何か所から雄大な立山連峰を仰ぎ見られるということで表記"キャッチコピー"もすでに周知、定着している。これまでは一人旅なので予約なしで店に入るのだが、今回は夫婦二人連れであったため、あらかじめ調べて新幹線の車内から予約を入れておいた。ホテル近くの居酒屋「魚処やつはし」は、カウンター席と座敷席のこじんまりとした店内で、地元客と観光客で満席であった。ブリ、ホタルイカ、シロエビなど富山湾で獲れた旬の魚と、旨い地酒「立山」を堪能することができた。立山連峰の雪融け水、日本で一番「水」がおいしいのは富山県といわれるだけあってお酒はうまく、「満寿泉」、「勝駒」、「黒部峡」、「若鶴」とその種類も多い。

富山城 翌朝、江戸時代には富山前田家の居城として、富山藩政の中心であった富山城址を観ながら富山国際会議場で参加登録を早々と済ませた。インターネットで事前登録は済ませていたので手続きはスムー
富山城址公園
ズであった。
(中略)

午後、キャッチコピーの立山をあおぐため、富山市役所11階の展望塔に昇った。市内は晴れていたが、立山連峰は曇っていて生憎「立山あおげなかった特等席。」となった。

立山連峰方面を望む
(富山市役所展望塔、
2015.6.14)
立山連峰

初めての富山市、新婚気分の思い出に市内を走る市街地環状路面電車"セントラム"と"ポートラム"を視察することにした。先年来、宇都宮市では路面電車LRTの是非が問われていることもあっての試乗、うまくいくことを祈りつつ来年高松市で開催される第67回日本東洋医学会でも、また二人で郷土料理のお店で旨い地酒が飲みたいものと話しながら新幹線で帰路に就いた。

セントラム&ポートラム 富山駅に入る"セントラム"
と"ポートラム"
※LRTとはLight Rail Transit (次世代型路面電車システム) の略

(獨鏡会会報 第15号 平成29年3月31日)