傑作を提供していただければ、展示いたします。
この地名の由来は、塩原五代目領主小山小太郎が家老と内紛をおこし、争いに敗れ深傷を負った小太郎は甘湯沢の深い渕まで来たが力尽き、この渕に身を投じたといわれ、以来、この渕を小太郎ヶ渕と呼ぶようになったといわれています(日光国立公園、標高600M、那須塩原市、2010.6.27)
むかしむかし、まだ塩原に人がすむまえ、あるところに「如葛(じょかつ)」という名の仙人がおりました。ある日、如葛仙人が空を飛んでいると、山深い谷間に赤サビ色に染まる小さな沢をみつけました。不思議に思った如葛仙人が沢の辺りに降り立つと、そこには温かい温泉がフツフツと沸いておりました。この谷間が気に入った如葛仙人は、この赤い沢の近くに、よいねぐらはないかと探しました。そして見つけたのが赤い沢から少し離れたこの鹿股川でした。如葛仙人は鹿股川のほとりの岩場をねぐらときめて、いつまでも暮らしたということです。 その岩が後に「仙人岩」と呼ばれるようになりました。(塩原温泉 明賀屋本館から300M)