院内では、引き続きマスク着用にご協力いただきますようお願いいたします。ただし、強要はしません。乳幼児や慢性呼吸器疾患でマスク着用できない患者さんもいますので。病院内でマスクを着用すべき2つの理由は、
1. | 病院や高齢者施設にいる患者、入居者は高齢者や基礎疾患のある人が多く重症化しやすい |
2. | 病院や高齢者施設ではクラスターが発生しやすい |
また、無症状の感染者もおり、医療機関では昔から日常的に標準予防策 (スタンダードプリコーション)※を実践することが身についています。
流行から4年が経過し、国民の感染症に対する意識は大きく変わりました。誰でも発熱者や咳をしている人のそばにはいたくないでしょう。
したがって、正面入口のインターホンによる受付時のトリアージ※で “かぜ症状” のある人には感染・救急用入口 (下図参照) から出入りできますので、車で待機していただきます。希望者全員に検査 (インフルエンザやコロナ2019抗原定性) します。
※ | 標準予防策とは感染症の有無に関わらず、すべての人に対して、 血液、体液、分泌物、排泄物、創傷は、感染の可能性があると みなして対応することを言います。 | |
※ | トリアージとは多数の患者さんが受診する場合に、疾患の性質や 重症度に応じて診療を振り分けたり、治療優先度を決めることで、差別ではありません。 |
2024年1月5日
「学問に裏付けられた最良の医療を地域の皆様に提供する」
耳・鼻・咽喉疾患以外の異常が疑われる場合には健康診断を行い、異常があれば、その専門の医療機関に紹介いたします。異常がなければ、病気の予防を指導します。また、ご家族の病気の相談も承りますので、お気軽にご相談ください。