個人のホームページの大半は、1年位で更新されずに放置されているのが大半だそうです。私の場合は、1年過ぎた今なお毎月更新しています。その理由は、なんと言ってもまず第一に暇であることです。忙しくて本業以外のことまでやらなければならず、身を粉にして働いていてはとてもできません。生活にゆとりのある”自遊人”であることが第一条件です。
第2の理由は、人に見てもらうだけでなく、Webページを書くことによって自分を見つめ直すよい機会になったり、専門外の記事を書くことで自分自身の勉強にもなるからです。それに付随して、「院内だより」といった院内掲示では来院された方しか見られませんが、インターネットサーバーにアップロードすることによって、世界中の人が居ながらにしてインターネットで見られるという”おまけ”もついてきます。また衆目に触れるため、文章が間違ってないかとか、プライバシーや著作権に抵触しないかなどと結構気を使います。 このように患者さんとだけでなく、常に広く世間と繋がっているという実感が持てます。
その他、Webサイト管理を始めてからは、今まで何気なく見ていた雑誌の配色やレイアウト、デザインが気になるようにもなりました。また、次はこんなページを作ってやろうと企画するのも、結構楽しいものです。
※因みにWebとは、ホームページアドレス http:// の後に続く www ( World Wide Web ) のWebで、直訳は”クモの巣”ですが、コンピュータ用語では”網の目”のように世界中に繋がっているという意味です。
2006年8月