新型コロナウイルス感染症第7波襲来!

オミクロン変異株

オミクロン株変異BA.5系統が世界的に増加し、ついに日本でも7月に入り第7波に襲われています。第6波で保健所業務、医療機関の診療がひっ迫したことを受け、検査陽性時の保健所への届出様式を簡素化したり、保健所から感染者への連絡法を変更したり、保健・医療提供体制の強化が急ピッチで進められています。

検体採取

この時季、発熱・頭痛・咽頭痛・だるさで受診する患者さんは、夏かぜか熱中症か新型コロナ感染症か症状からはわかりません。新型コロナウイルス抗原定性 (または定量) 検査をします。もし感染していて症状があれば、2〜3分で陽性に出ます(感度90%)。ここで大事な点は、市販薬や自宅で自分で検体を採取する場合、検査キットの感度、特異度通りの精度ではないことがあり、注意が必要です。

検査陽性時はSpO2(経皮的酸素飽和度)を測定し、症状と合わせて重症度を評価します。今のところ、陽性者のほとんどが軽症ですが、SpO293〜96%の中等症T、基礎疾患があり重症化が懸念される場合はウイルスの増殖を抑える薬を処方したり、入院の上、経過観察となります。

ワクチン接種 現在、3回目・4回目のワクチン接種を実施しています。1回目・2回目接種時に軽い副反応で済んでいる方は、3回目・4回目接種して感染予防すればよいですが、副反応が強くて辛い人は無理に接種することはありません。

軽症とはいっても、人によっては辛い後遺症を引きずっている方もいます。感染せずに済むことに越したことはありません。引き続き、感染リスクを伴う接触機会を可能な限り減らし、適切な換気とマスク着用 等感染対策を徹底して感染を予防しよう。

また、ワクチン未接種の方で接種を希望される方は、高根沢町のコールセンターにご相談ください。

          
新型コロナワクチン予防接種コールセンター
TEL:028-680-1155
(平日午前9時〜午後5時)

2022年7月18日


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