今年、学会で5月に大阪、6月に仙台へ行った折、本サイトのフォトギャラリー展覧用に大阪城と仙台城を撮ってきた。
また、今年の夏は山本兼一著の時代小説「火天の城」を読んだ。信長が天下一の棟梁父子に命じて造らせた前代未聞の建築物である安土城の話しだが、これが面白い。
天正4年(1576)正月中旬より、信長の早馬なら京まで一刻で行ける近江の安土山に築城を開始し、約3年の年月を要して完成するも、天正10年6月2日“本能寺の変”で信長が倒れると、織田軍と明智軍との戦いで安土城は炎上した。
約400年を経た昭和15年から発掘調査が行われている。近いうちに是が非でも安土山に登って、発掘された安土城大手道、復元された安土城天守を見学に近江へ行かねばならない。滋賀で学会ないかなあ。
※ 因みに“一刻”とは、今の約2時間
(2008.9 越井クリニックHPごあいさつ)
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大阪城天守閣 | 仙台城大手門 |